男性に化粧水はいらない?|男の肌に化粧水が必要な5つの理由

当ページのリンクには広告が含まれています。
男性 化粧水いらない

今まで男性は化粧水はいらないと思っていたけど使った方がいいの?

化粧水ってなんだか面倒で使ってこなかったけど、使うと何かメリットはある?

30代になってから肌荒れしやすくなったけど対策はあるの?

男だけどシミやしわをできにくくして若々しくいたい

男の肌に化粧水はいらないと思っていませんか?

化粧水は女性が使うものと考えている人も多いですが、実は女性よりも男性の肌の方が化粧水が必要な肌質になっています。

皮膚を清潔に保つためにも洗顔だけで終わらせるのではなく、化粧水での保湿は男性こそ必要です。

本記事では化粧水がなぜ必要なのか、そのメリットを詳しく解説します。

乾燥肌の予防、過剰な皮脂分泌の抑制、毛穴の目立ち防止、シワとシミの予防、そしてニキビの予防について、それぞれの観点から化粧水の重要性を説明します。

化粧水を使うことで皮膚の老化を緩やかにし、若々しい外見を手に入れることができます。

kazy

老けて見られるよりもどうせなら実年齢よりも若く見られたいですよね。

一昔前までは男性のスキンケアに抵抗を持つ人も多かったですが、最近はスキンケアをしている男性も増えていますよ。

スキンケアに取り組むのに遅いということはないので、自分の肌が気になり出したらぜひチェックしてみてください。

目次

男性の肌には化粧水はいらない?男こそ化粧水が必要な5つの理由

男性の肌には化粧水はいらない?男こそ化粧水が必要な5つの理由

男性の肌も女性と同じく保湿が必要です。

化粧水には下記の役割があります。肌トラブルが気になっている人はチェックしてみてくださいね。

1. 乾燥肌の予防

男性の肌は、女性に比べて皮脂分泌が多い一方で、水分保持力が低いため、乾燥しやすい特性があります。

乾燥肌は、肌のバリア機能を低下させ、外部刺激に対して敏感になり、かゆみや赤み、炎症を引き起こしやすくなります。

化粧水を使うことで、肌の水分バランスを整え、乾燥を防ぐことができます。さらに、保湿は肌のターンオーバーを正常化し、健やかな肌を維持する手助けをします。

化粧水を使わないことで、肌の乾燥が進行し、最終的には深刻な肌トラブルを引き起こす可能性があります。

kazy

肌が痒いからと頻繁に触っていると肌が刺激で黒ずんでしまうこともあるよ。

乾燥した肌は、細胞間脂質や天然保湿因子(NMF)の減少により、保湿力が低下します。これにより、肌の表面が荒れやすくなり、かさつきや粉吹きといった症状が現れることがあります。

適切な化粧水を使用することで、これらの問題を未然に防ぎ、潤いのある滑らかな肌を保つことができます。

さらに、冬の乾燥した季節やエアコンの効いた環境では、特に乾燥が進みやすくなります。化粧水を日常的に使用することで、季節や環境に関係なく、一年中肌の水分量を一定に保つことができます。

汗をかく夏場でも室内では乾燥する場合があるので気をつけよう

2. 過剰な皮脂分泌の抑制

乾燥した肌は、それを補うために過剰な皮脂を分泌します。これが肌のテカリや毛穴の詰まり、最終的にはニキビや吹き出物の原因となります。

化粧水を使用して適切に保湿することで、肌の乾燥を防ぎ、過剰な皮脂分泌を抑えることができます。結果として、肌はよりバランスが取れ、健康的な状態を保つことができます。

過剰な皮脂分泌は、肌のバリア機能を低下させ、細菌の繁殖を促進する可能性があります。

著者も脂性肌なので普段から脂浮きが気になる肌質ですが、小鼻の脇が分泌した皮脂の影響で炎症を起こし赤くなっています。化粧水で保湿はしていますがなかなか治ってくれないので、肌トラブルが起きる前の予防としても化粧水は役立ちます。

化粧水で肌の水分バランスを整えることは、皮脂の過剰分泌を防ぐだけでなく、肌のバリア機能を強化し、健康な肌を維持するためにも重要です。

さらに、適度な保湿は、肌の自然な防御機能をサポートし、外部からの有害な物質の侵入を防ぐ効果もあります。これにより、肌は外部刺激に対して強くなり、トラブルを未然に防ぐことができます。

3. 毛穴の目立ち防止

男性の肌は一般的に毛穴が目立ちやすいですが、その一つの原因は肌の乾燥です。

肌が乾燥すると、毛穴が広がりやすくなります。これは、皮脂分泌が過剰になることで毛穴が詰まり、さらに広がるという悪循環を引き起こします。

化粧水でしっかりと保湿することにより、肌の水分バランスを整え、毛穴の引き締め効果を得ることができます。

長期的に見ると、毛穴が目立たない、滑らかな肌を維持するためには、化粧水の使用が欠かせません。

毛穴の広がりは、肌の弾力低下とも関係しています。乾燥により肌の弾力が失われると、毛穴周辺の肌がたるみ、毛穴がさらに目立つようになります。

化粧水を使うことで、肌に潤いを与え、弾力を保つことで、毛穴の目立ちを防ぐことができます。

また、適切な保湿は、肌のターンオーバーを促進し、古い角質が毛穴に詰まるのを防ぐ効果もあります。これにより、毛穴の詰まりを予防し、清潔で滑らかな肌を維持することができます。

4. シワとシミの予防

シワやシミは、肌の老化現象として現れますが、その主な原因のひとつは乾燥です。

乾燥した肌は柔軟性を失い、シワができやすくなります。また、紫外線などの外的刺激を受けやすくなるため、シミが発生しやすくなります。

化粧水を使用して適切に保湿することで、肌の弾力を保ち、シワの予防につながります。また、肌を化粧水でしっかり保湿したすることで肌バリア機能が強化され、シミの原因となる紫外線からのダメージを軽減することができます。

化粧水で肌に潤いを与えることは、シワやシミの予防に効果的です。潤いがある肌は、弾力があり、シワができにくくなります。さらに、化粧水には抗酸化成分が含まれているものが多く、これらの成分が肌の酸化を防ぎ、老化の進行を遅らせる効果があります。

また、紫外線対策として、日焼け止めと併用することで、シミの予防効果が高まります。化粧水でしっかりと保湿し、日焼け止めを塗ることで、紫外線によるダメージを軽減し、シミの発生を防ぐことができます。

kazy

男性でも日頃から日焼け止めを使うことが大切ですね。

5. ニキビの予防

ニキビの原因はさまざまですが、その一つに過剰な皮脂分泌と毛穴の詰まりがあります。これらは、乾燥した肌が引き起こすトラブルです。

適切な保湿を行うことで、皮脂のバランスを整え、毛穴の詰まりを防ぐことができます。化粧水を使用することで、肌の水分と油分のバランスが良好に保たれ、結果的にニキビの発生を予防する効果が期待できます。

ニキビに悩む男性こそ、日々のスキンケアに化粧水を取り入れることが重要です。

女性の場合は、加齢と共に皮脂量が少なくなっていきますが、男性の場合は30代で皮脂の分泌量がピークになりますが20代から50代まで常に皮脂分泌が盛んで何もケアをしないと毛穴の詰まりやニキビができやすくなっています。

化粧水を使うことで、肌の水分バランスを保ち、皮脂分泌を抑えることができます。これにより、ニキビの原因となる毛穴の詰まりを防ぐことができます。さらに、化粧水には抗炎症成分が含まれていることが多く、これらの成分がニキビの炎症を抑える効果も期待できます。

また、適切な保湿は、肌のバリア機能を強化し、外部からの刺激に対する耐性を高めます。

これにより、ニキビの発生を未然に防ぐことができます。ニキビができやすい肌タイプの方でも、正しいスキンケアを行うことで、清潔で健康的な肌を維持することが可能です。

男性の肌皮脂量は女性の約2倍

出典:DINOMEN

男性の肌悩みは化粧水で解決しよう

男性の肌悩みは化粧水で解決しよう

男性の肌は女性の肌よりもトラブルが起きやすいです。

男性の肌と女性の肌の違いとして男性の肌は女性の肌に比べ、皮脂量が2~3倍多く分泌されているためベタつきやすい肌になっています。

また、肌の水分量も女性の30~50%しかないので、男性の肌は乾燥しやすいというデメリットもあります。

男性だとヒゲ剃りは社会人ならほとんどの方がやっていることですよね。

毎日のヒゲ剃りでも肌はダメージを受けているため女性よりも過酷な肌環境になっています。

男性と女性の肌の水分量の比較

出典:kao公式

男性に多い肌トラブルは化粧水で解決

男性の肌に多い肌トラブルとして次の内容があげられます。特にヒゲ剃りはほとんどの男性が毎日行なっており肌にダメージを与えています。

  • カミソリ負け
  • テカリやニキビ
  • インナードライ肌
  • シミ
  • たるみ

ヒゲ剃り後のカミソリ負け

男性特有の肌トラブルに髭剃り後のカミソリ負けがあります。カミソリ負けは、シェービング時に肌が傷つき、炎症を引き起こすことによって発生します。主な原因としては、以下が挙げられます。

  • 鋭利でないカミソリの使用:刃が鈍ると、滑らかに剃れず、肌を引っ掻くことになります。
  • 適切なシェービングクリームを使っていない:潤滑剤がないと、カミソリが肌に直接触れてダメージを与えやすくなります。
  • 強い圧力で剃ること:過剰な力を加えると、肌の表面が傷つきやすくなります。
  • アフターケア不足:シェービング後に化粧水で保湿や鎮静剤を使わないと、炎症が進行しやすかったり、ニキビの原因になる場合があります。

カミソリ負けを防ぐためには、以下の対策が効果的です。

  1. 鋭利なカミソリを使用:定期的に刃を交換し、常に鋭い状態を保つことが大切です。
  2. 適切なシェービングクリームの使用:肌を保護し、カミソリが滑らかに動くようにします。保湿成分が含まれた製品がおすすめです。
  3. シェービング前の準備:温かい水で顔を洗い、毛穴を開かせ、髭を柔らかくすることで、剃りやすくなります。
  4. 軽い圧力で剃る:強く押し付けず、軽いタッチで剃ることで肌へのダメージを減らします。
  5. シェービング後のケア:アフターシェーブローションや保湿クリームで肌を保護し、鎮静させることが重要です。アルコールフリーの製品が肌に優しいです。

皮脂分泌が多くテカリやニキビができやすい

男性の皮脂分泌は女性と比べ2~3倍といわれています。

皮脂分泌は肌の乾燥が原因になっていることが多く、皮脂が毛穴に詰まってしまいテカリやニキビの原因になる場合があります。

男性と女性の皮脂量の比較

出典:kao公式

男性の肌は、女性に比べて皮脂腺が活発であるため、皮脂の分泌が多くなりがちです。

この過剰な皮脂が、毛穴に詰まり、アクネ菌の繁殖を促し、ニキビが発生します。また、ストレスやホルモンバランスの乱れも、皮脂の分泌を増加させる原因となります。

テカリやニキビを防ぐための効果的な対策は以下の通りです。

  1. 適切な洗顔:皮脂をしっかりと取り除くために、朝晩の洗顔を徹底します。洗顔料は、皮脂をしっかり落としつつも肌に優しいものを選びましょう。
  2. 保湿:洗顔後の保湿は必須です。化粧水や乳液を使って、肌の水分バランスを整え、過剰な皮脂分泌を防ぎます。
  3. 食生活の改善:脂っこい食事や糖分の多い食事は皮脂分泌を増加させるため、バランスの取れた食事を心がけましょう。ビタミンB群やビタミンCを豊富に含む食品が特に有効です。
  4. 規則正しい生活:睡眠不足やストレスは皮脂分泌を促進します。規則正しい生活リズムを保ち、適度な運動やリラクゼーションを取り入れることで、ホルモンバランスを整えましょう。
  5. スキンケア製品の選定:ニキビ肌用のスキンケア製品を使用し、毛穴の詰まりを防ぎます。サリチル酸やベンゾイルパーオキサイドを含む製品が効果的です。

内側は乾燥していても外側はテカる

インナードライ肌とは、表面は脂っぽいのに内側は乾燥している状態を指します。これは、過剰な洗顔や不適切なスキンケアによって肌のバリア機能が低下し、内部の水分が蒸発してしまうことが原因です。また、環境要因やストレスも影響を与えます。

インナードライ肌を改善するための対策は以下の通りです。

  1. 優しい洗顔:強力な洗浄力を持つ洗顔料や頻繁な洗顔を避け、肌に優しいクレンジングを選びましょう。1日2回を目安に、適度な洗顔を心がけます。
  2. 保湿の強化:洗顔後は、化粧水や美容液でしっかりと保湿し、乳液やクリームで水分を閉じ込めます。ヒアルロン酸やセラミドを含む製品がおすすめです。
  3. 環境対策:エアコンの使用や冬の乾燥した空気はインナードライを悪化させます。加湿器を使用し、室内の湿度を適切に保ちましょう。
  4. 食事と生活習慣の改善:バランスの取れた食事や十分な睡眠、ストレス管理が重要です。ビタミンやミネラルを豊富に含む食品を積極的に摂取しましょう。
  5. 適切なスキンケア製品の使用:アルコールや刺激の強い成分を避け、肌に優しい保湿重視の製品を選びます。

皮脂分泌が多く顔がテカっていると化粧水を使うと余計ベタついたりしそうと思いがちですが、皮脂は肌のバリア機能の役割を持っています。

肌の水分量が低下してしまうとバリア機能の皮脂が過剰に分泌されてしまいます。

シミ

シミは、メラニン色素の沈着によって発生します。主な原因は紫外線の影響で、特に長時間の屋外活動や日焼けが多い場合にリスクが高まります。また、加齢による肌のターンオーバーの低下やホルモンバランスの変化もシミの原因となります。

シミを防ぐための効果的な対策は以下の通りです。

  1. 紫外線対策:日焼け止めを毎日使用し、特に外出時にはSPF30以上の製品を選びます。帽子やサングラス、長袖の服を着用し、紫外線から肌を守りましょう。
  2. 抗酸化物質の摂取:ビタミンCやビタミンE、カロテノイドを含む食品を積極的に摂取することで、体内の酸化ストレスを軽減し、シミの予防に役立ちます。
  3. スキンケア製品の使用:美白成分(アルブチン、ビタミンC誘導体、コウジ酸など)を含む製品を使用し、メラニンの生成を抑制します。定期的なピーリングも効果的です。
  4. 健康的な生活習慣:規則正しい生活リズムを保ち、十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がけます。ストレス管理も重要です。
  5. 専門的なケア:シミが気になる場合は、皮膚科でのレーザー治療やケミカルピーリングを検討します。これらの治療は、シミを効果的に改善することができます。

これらの対策を実践することで、シミの予防と改善が期待できます。

たるみ

たるみは、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンの減少、および皮下脂肪の減少によって発生します。加齢、紫外線、生活習慣、ストレスなどが原因となり、肌のハリが失われ、たるみが生じます。

たるみを防ぐための効果的な対策は以下の通りです。

  1. 紫外線対策: 紫外線は肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊します。日焼け止めを毎日使用し、外出時にはSPF30以上の製品を選びましょう。帽子やサングラス、日傘を使って物理的に紫外線を防ぐことも効果的です。
  2. 保湿ケア: 肌の乾燥は弾力の低下を招きます。日常的に化粧水や美容液、クリームを使ってしっかりと保湿しましょう。ヒアルロン酸やコラーゲン、エラスチンを含む製品を選ぶことで、保湿効果を高め、肌の弾力を維持できます。
  3. マッサージ: フェイスマッサージを定期的に行うことで、血行を促進し、肌の新陳代謝を高めます。適度なマッサージはリフトアップ効果があり、たるみの予防に役立ちます。
  4. バランスの取れた食事: ビタミンCやビタミンE、コラーゲンを豊富に含む食品を積極的に摂取しましょう。これらの栄養素は肌の弾力を保ち、たるみを防ぐ効果があります。
  5. 規則正しい生活習慣: 十分な睡眠を確保し、ストレスを適度に解消することが大切です。ストレスは肌の老化を促進するため、リラクゼーションや適度な運動を取り入れ、心身のバランスを保つことが重要です。
  6. 専門的なケア: たるみが気になる場合は、皮膚科やエステでの専門的なケアを受けることも有効です。レーザー治療やリフトアップ施術、コラーゲン注入などの方法があります。これらの施術は即効性があり、たるみの改善に効果的です。
kazy

デスクワークなどで頬杖をつくクセがある人もたるみやすくなるので気をつけましょう。

化粧水を使う前に自分の肌質を知ろう

化粧水を使う前に自分の肌質を知ろう

化粧水にはさっぱりタイプやしっとりタイプなど使用感によって何種類か分かれているものもあります。

事前に自分の肌質を知っておけばどれを選べば良いかわかるので確認しておきましょう。

乾燥肌

乾燥肌とは、肌の水分・皮脂が不足して潤いがなくなっている状態で、ドライスキンとも呼ばれます。

顔を洗ったあとやお風呂に入ったあとに、肌がつっぱる感じがしたりカサカサしやすいという人は乾燥肌の可能性が高いです。乾燥肌は、水分保持力が低く、肌のバリア機能が弱まっている状態を指します。

外的刺激に対して敏感で、かさつきやかゆみ、ひび割れなどが生じやすいのが特徴です。特に冬場やエアコンの効いた環境では、乾燥が進みやすくなります。

乾燥肌の対策としては、保湿力の高い化粧水やクリームを使用し、肌の水分をしっかりと補うことが重要です。さらに、入浴後や洗顔後にすぐ保湿することで、水分の蒸発を防ぎます。

乾燥性オイリー肌(インナードライ肌)

インナードライ肌の特徴として顔を洗った直後は乾燥肌の人と同じ特徴がありますが、その後、皮脂の分泌が過剰になりベタついてしまう肌質になります。

インナードライ肌の人は本当は乾燥しているのに皮脂分泌が多いから脂性肌だと思い込んでいるパターンもあります。

化粧水で水分補給をしっかり行ないバランスを整えることで顔のテカリも出にくくなりますよ。

インナードライ肌の人は過剰な洗顔や不適切なスキンケアによって、肌のバリア機能が低下し、内部の水分が不足している可能性があります。

インナードライ肌のケアとしては、まず優しい洗顔料を使用し、肌を過度に乾燥させないようにします。その後、化粧水や美容液でしっかりと保湿し、乳液やクリームで水分を閉じ込めることが重要です。

また、外部環境から肌を守るために、化粧水による適切な保湿と保護が必要です。

脂性肌

脂性肌(オイリー肌)は、皮脂が過剰に分泌される状態の肌質になります。

洗顔をしてもすぐに脂がでてきてしまう肌質でオイリー肌が酷くなると脂のせいで肌が炎症を起こし赤みが出てしまうことがあります。

脂性肌は、皮脂腺が活発で過剰に皮脂を分泌する肌質です。テカリや毛穴の開き、ニキビができやすいのが特徴です。

脂性肌のケアとしては、過剰な皮脂を取り除くために適切な洗顔を行い、毛穴の詰まりを防ぐことが重要です。しかし、洗顔しすぎると逆に皮脂が増えることがあるため、適度な頻度で行います。さらに、油分の少ない保湿剤を使用し、肌の水分バランスを整えることも大切です。

kazy

脂性肌だからと何もつけないと皮脂が分泌されてテカリの原因になってしまうよ。

肌は油分と水分のバランスが大切です。過剰な皮脂分泌は、水分不足を補おうとする肌の防御反応です。

まずは、適切な洗顔で余分な油分を取り除くことが大切ですが脂が多いからと顔を洗いすぎるのは逆効果です。1分以内を目安に泡で優しく洗うといいですね。

その後、油分の少ない化粧水でしっかりと保湿することが大切です。保湿することで、肌の水分バランスが整い、皮脂分泌が抑えられます。

混合肌

混合肌は、乾燥肌と敏感肌の状態が顔の部位によって分かれている肌質のことで、Tゾーン(額、眉間、鼻)はテカリやすく、Uゾーン(頬、顎)は乾燥しやすいという場合が多いです。

このため、部分ごとに異なるケアが必要です。混合肌のケアとしては、Tゾーンには皮脂をコントロールする製品を、Uゾーンには保湿力の高い製品を使用します。

また、洗顔後に全体的に軽い保湿を行い、その後部分的に必要なケアを追加することで、バランスを保つことができます。

顔でも部分ごとにケアする内容が変わってきてしまうので手間がかかりますが、肌質に合わせたケアでバランスと整えましょう。

敏感肌

乾燥肌の状態で、水分が不足していくと肌の正常なバリア機能が働かず刺激を受けやすい状態になってしまいます。

敏感肌は、外部刺激に対して過敏に反応しやすい肌質です。

赤みやかゆみ、ヒリヒリ感などの症状が頻繁に現れ、特定の化粧品や環境変化に敏感に反応します。

敏感肌の人は、成分がシンプルで低刺激のスキンケア製品を選ぶことが重要です。また、紫外線や乾燥から肌を守るために、保湿と紫外線対策を徹底することが必要です。さらに、ストレス管理や食生活の改善も敏感肌のケアに効果的です。

敏感肌の男性には無印良品の敏感肌用化粧水から初めてみるのがいいですね。
デザイン的にもシンプルが容器で洗面台に置いていても違和感なく使うことができます。

男性の化粧水の選び方

化粧水の主な目的は肌に不足した水分を補給し潤いを与えることです。

それに加えニキビ対策やシミ対策など自分の肌トラブルに合わせて有効な成分が入っているものを選びたいですね。

でも、男性が始めて化粧水を選ぶときはいろいろな種類がありどれを選んだらいいか迷ってしまうと思います。初めて買う化粧水は次の項目を意識して選んでいきましょう。

刺激の少ないものを選ぶ

  • 香料不使用
  • メントール・エタノール不使用

男性用化粧水は清涼感を演出するためにアルコール(エタノール)を使用したものが多い印象です。

これらはつけた時にさっぱりするので、使用感が好みという男性も多いですが肌がデリケートな状態だと強い刺激になり、肌トラブルを招いたり悪化させたりする可能性もあります。

そのため、すぐに顔が赤くなっていまう人やかゆみが出やすい肌質の人はアルコールフリーの刺激が少ない化粧水を選ぶようにしましょう。

ノンコメドジェニック処方の化粧水を選ぶ

ノンコメドジェニック処方というのはコメドができにくい成分で作られた製品に記載されている処方です。

コメドというのはニキビの初期段階のもので、白ニキビや黒ニキビのことをいいます。

毛穴に詰まった皮脂が正常に排出されず毛穴に詰まったままになってしまうとプクッとしたニキビになってしまいます。

好みのテクスチャーや香りで選ぶ

化粧水には無香料のものや柑橘系の香りのものなど香りについても豊富にあります。

また質感でも水のようにさっぱりした使用感のものやとろみのある化粧水もあります。

肌を保湿する上で香りにはそこまで重要ではないと思いますが、リラックス目的で使いたい場合は好みの香りで選ぶとスキンケアも継続しやすくなりますね。

継続して使い続けられる価格帯から選ぶ

化粧水は継続して使い続けないと意味がありません。

まずは変化を実感するためにも3ヶ月を目安に使ってみましょう。

ドラッグストアにも男性用化粧水が売られていますが、男性だからといって男性用のものしか合わないというわけではありません。

男性用として販売されている化粧水は、テカリ防止のための皮脂吸着成分や清涼感を出すためのアルコールが含まれているものが多く、敏感肌の男性には向いていない場合もあります。

女性向けの化粧水はしっとりした仕上がりのものや無香料のものも多くあるので男性用や女性用にこだわらずに選びましょう。

男性の肌質別おすすめの化粧水成分

化粧水の目的は保湿することとお伝えしましたが、保湿以外にも皮脂分泌を抑える成分やシミを薄くする成分など保湿以外の成分も含まれているものもあります。

それぞれの肌質別におすすめの成分を紹介します。

乾燥肌の男性におすすめの成分

乾燥肌の男性には、保湿成分が豊富な化粧水が最適です。

ヒアルロン酸、セラミド、グリセリンなどの成分が含まれている製品を選びましょう。これらの成分は肌のバリア機能を強化し、水分をしっかりと保持します。

また、アルコールフリーのものを選ぶことで、肌に刺激を与えずに保湿効果を高めることができます。使用後は、乳液やクリームで水分を閉じ込めることが重要です。

敏感肌の男性におすすめの化粧水成分

敏感肌の男性には、低刺激で無香料、無着色の化粧水が適しています。

アロエベラやカモミールなどの鎮静成分が含まれているものを選ぶと良いでしょう。これらの成分は、肌の炎症や赤みを和らげ、保護します。

また、防腐剤やパラベンなどの刺激の強い成分が含まれていない製品を選ぶことも重要です。敏感肌には、パッチテストを行い、肌に合うか確認することをおすすめします。

CICA成分の含まれた化粧水も人気なのでぜひチェックしていてくださいね。

インナードライ肌の男性におすすめの化粧水成分

インナードライ肌の男性には、保湿力が高く、油分が少ない化粧水が適しています。

ヒアルロン酸やセラミドなどの保湿成分が含まれているものを選びましょう。これらの成分は、肌の内側からしっかりと保湿し、油分の過剰分泌を抑えます。

また、アルコールフリーの製品を選ぶことで、肌の乾燥を防ぎ、健康的な状態を維持できます。インナードライ肌には、化粧水を使用した後に軽めの保湿剤で水分を閉じ込めることが重要です。

脂性肌の男性におすすめの化粧水成分

皮脂分泌が過剰な脂性肌の場合はオイルフリーの化粧水や脂の分泌を抑える成分が含まれた化粧水がおすすめです。

脂性肌の男性には、さっぱりとした使用感の化粧水が適しています。

アクネ菌の増殖を防ぐために、サリチル酸やティーツリーオイルが含まれている製品、またはリン酸アスコルビルナトリウム、ビタミンC誘導体配合やアラントイン、抗炎症作用のあるグリチルリチン酸2Kが含まれたものがおすすめです。これらの成分は、余分な皮脂をコントロールし、毛穴の詰まりを防ぎます。

混合肌の男性におすすめの化粧水成分

混合肌の男性には、部分ごとに異なるケアが必要です。

Tゾーンが脂っぽく、Uゾーンが乾燥しやすい場合、それぞれに合った化粧水を使うと良いでしょう。例えば、Tゾーンにはさっぱりタイプの化粧水を、Uゾーンには保湿成分の多い化粧水を使うとバランスが取れます。

また、全体的に使える化粧水として、油分をコントロールしつつ保湿もできる製品を選ぶのも良い方法です。複数の製品を使い分けることで、全体の肌バランスを整えられます。

男性向け化粧水の塗り方

男性向け化粧水の塗り方

化粧水を塗るタイミングは朝の洗顔後と入浴後は上がってから5分以内を目安に化粧水で保湿しましょう。

化粧水をつける際は一度にたっぷり取るのではなく少量を何回かに分けてつけるようにしましょう。

一度で大量にバシャバシャつけても肌に吸収されず蒸発してしまいます。

化粧水を手のひらに取り、両手に軽く広げた後顔に馴染ませます。

手のひらを使って保湿した方が、手のひらの温度で肌に浸透しやすいちょうどいい温度で使うことができます。

間違った使い方をすると逆に肌を痛めてしまうことがあります。

肌に馴染ませる際は擦らずに優しく押し込むイメージでつけると刺激が少なく馴染ませることができます。

kazy

パチパチと顔を叩くようにつける人がいますが、強すぎる刺激は肌トラブルの原因になるので優しく馴染ませることを意識してつけましょう。

コットンを使った方がいいの?

化粧水は手のひらで直接つけることもコットン馴染ませてからつけることもできますが、男性の場合は手のひらで直接つけるのがおすすめです。

コットンでつける場合、コットンで肌を擦ってしまったり、ヒゲにひっかかったりしてつけにくいです。

手のひらでつけた方が肌の状態もわかりやすいので男性は直接手でつけるようにしましょう。

ミスト化粧水にして使用する

化粧水をつけることに慣れないうちはミスト化粧水にして使用するのもおすすめです。

初めからスプレー式の化粧水として売っているものもありますが、スプレー容器に入れ替えたりノズル部をスプレータイプに変えることができるものもあります。

スプレー式なら肌に均等に塗布することができるのは初めての人でもムラにならずにつけていくことができますね。

男性はいつから化粧水を使えばいい?

男性が化粧水を使い始める適切な時期は、一般的に思春期頃から使い始めるのがベストです。

思春期はホルモンバランスの変化により、皮脂分泌が増加し、肌トラブルが起こりやすくなります。この時期に適切なスキンケアを始めることで、将来的な肌の健康を保つことができます。

特に、年代ごとに肌トラブルが変わってくるのが年代に合わせたスキンケアをすることが重要になります。

思春期(10代後半~20代前半)

  • 皮脂分泌の増加:この時期は皮脂の分泌が盛んになり、毛穴の詰まりやニキビが発生しやすくなります。化粧水を使うことで、皮脂と水分のバランスを整え、肌を清潔に保つことが重要です。
  • 基礎的なスキンケアの習慣化:若いうちからスキンケアの習慣を身につけることで、健康的な肌を維持しやすくなります。洗顔後の保湿を怠らず、肌を整えることを習慣化しましょう。

20代以降

  • 肌の保湿:20代になると肌の水分保持力が低下し始めるため、化粧水を使ってしっかりと保湿することが大切です。乾燥を防ぐことで、肌のトラブルを未然に防ぐことができます。
  • エイジングケアの予防:20代後半から30代にかけては、早めのエイジングケアが効果的です。保湿だけでなく、ビタミンCやヒアルロン酸を含む化粧水を使用することで、肌のハリを保ち、シワやたるみの予防に役立ちます。

特に注意すべきポイント

  • ライフスタイルの影響:ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどは肌に悪影響を与えます。これらを改善し、スキンケアと併せて健康的な生活習慣を心がけることが大切です。
  • 肌質に合った製品の選択:自分の肌質に合った化粧水を選ぶことが重要です。乾燥肌、敏感肌、脂性肌など、肌のタイプに応じた製品を選び、適切にケアしましょう。

男性が若いうちから化粧水を使うことで、長期的に健康で美しい肌を維持することができます。適切なスキンケア習慣を早めに取り入れ、肌トラブルを未然に防ぐことが重要です。

30代のメンズには化粧水が必要

30代のメンズには化粧水が必要

30代の男性に多い肌トラブルはシミ、しわ、くすみです。20代の頃よりも新陳代謝が衰え、皮脂の分泌が増えることと肌の水分量が減ることでトラブルが起こりやすくなります。

そのため、肌も年齢と共に変化していくためその時の肌質にあったスキンケアを行うことが大切です。年齢を重ねるごとに代謝が落ち始め、肌のターンオーバーが乱れてしまいます。

30代の男性は仕事面でも責任のある立場に立つことも多く、ストレスや生活習慣の乱れによっても肌トラブルを引き起こします。

20代まではトラブルが起きていなくても30代からの肌は今まで溜めてしまっていた問題が多く表面化してきます。

何もつけなくても良かった20代とは違い30代はスキンケアをしている人としていない人の差が大きく開いていきます。

スキンケアは貯金と同じで早いうちから始めていた方が年を重ねていくと見た目の差が広がっていきます。まずは3カ月間、しっかりと使ってみてくださいね。

男性でも化粧水は必須ですが、男の日焼け止めや細眉がどう思われているか下記記事で紹介しているので合わせてチェックしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

10代の頃から乾燥やニキビ、顔のテカリに悩まされ色々なスキンケアグッズを試してきて、これは効果があったというものを紹介していきます。
また、良い化粧水や洗顔を使っても使い方が間違っていては効果が発揮できないこともあります。
正しい使い方や効果的な使い方もあわせて紹介していきます。

目次